ドラマのあらすじ・概要

「明日、ママがいない」は、2014年1月~3月までの毎週水曜日に放映された日テレ系の連続ドラマです。

ドラマのテーマとなっていたのは児童養護施設での子供達の生活で、事情によって親元で生活をすることができなくなった子供たちに対して大人はどのように関わっていくかという重い題材が取り扱われました。

脚本は野島伸司が監修の松田沙也となっており、単なるヒューマン・ドラマではなくそこにサスペンス要素を盛り込んだというところに大きな特徴がありました。

主演は子役としても筆頭といってよい人気を誇っていた芦田愛菜で、そこに鈴木梨央がライバル役として対立していくという女の子同士の人間関係というところにも主題が置かれていました。

ただ野島伸司脚本ではおなじみ(?)の放送倫理面での問題にもなっており、BPO審議が求められるといった騒ぎも起こりました。

BPO審議の内容は施設の子供同士のいじめ問題を扱ったことから実際に施設で暮らす子供たちがいじめられるケースが見られたということで、その後有名人たちがそれぞれ擁護や審議に対しての批判をしていったというところでも注目を受けたドラマです。

キャスト・スタッフ

ドラマの主軸は親元で生活をすることができなくなった子供たちが集まるグループホーム「コガモの家」というところで、主演の芦田愛菜は「ポスト」というあだ名のついた「キララ」という名前の子供を演じました。

この「ポスト」というあだ名は赤ちゃんポストに入れられた子供というところから来ており、キララ本人もその呼び方を激しく嫌っていたという設定です。

ドラマは第一話に主人公キララのライバル役となる真希(役:鈴木梨央)が来ることから始まっており、その他にも桜田ひよりや渡邉このみといった女の子役がそれぞれクセのある女の子を演じていました。

ストーリーではしばしばそこに暮らしている女の子たちに「お試し」という里親候補となる家庭に行ってそこで新しい家族を見つけてもらうということをしながら進んでいきます。

その「お試し」を指示していくのが佐々木という三上博史が演じる役で、それぞれ受け入れを希望する家庭の方にもある問題についてもしばしば言及されていきました。

キャスト的には第五話の受け入れ夫婦役に松重豊と大塚寧々が登場してきたり、第六話からはコガモの家に寺田心が「ニッパチ」という名前の役で入所してきたりと、かなり今振り返ってもキャストは豪華だったといえます。

見どころ・注目点

ストーリー展開やかなり際どい演出方法など何かと本編とは関係ないところが話題になったドラマでしたが、やはり一番の注目点はなんといっても登場する子役たちの演技です。

これまでも子役が登場してくるドラマはたくさんありましたが、この「明日、ママがいない」では子供同士のやりとりや心理描写に重きが置かれるなどかなり子役の演技力が問われる場面が多くありました。

主演と準主演の芦田愛菜と鈴木梨央にばかり目が行きますが、桜田ひよりや渡邉このみなどもかなり高い演技力を見せており、今後の活躍がかなり期待できる子役として名前を広めました。

実際に子供の支援をしている病院や児童福祉団体からは相当なバッシングを受けましたが、結果的にはそうしてた話題性もあってか視聴率はかなり好調だったようです。