ドラマのあらすじ・概要

「anego」は、2005年4月~6月までの全10回で放映された日テレ系の水曜ドラマです。

主演は当時視聴率女王の名前を欲しいままにしていた篠原涼子で、林真理子の小説を原作にしていたこともあり放送前からかなり評判が高いドラマとして知られていました。

実際の放映でも平均視聴率15.7%、最高視聴率は最終回の17.5%と水曜ドラマ枠としてはまずますの数字で2005年度のドラマとしては「ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞」で第二位を獲得するにいたっています。

主演の篠原涼子だけを見れば同賞では読者票・TV記者票・審査員票の全ての部門で1位という完全勝利で最優秀主演女優賞を獲得しており、視聴率女王としての本領発揮をした作品の一つとなっています。

ドラマの舞台となっているのは架空の都内大手商社の経営戦略部で、入社10年めになる女性社員の「野田奈央子(役:篠原涼子)」が、社内のアネゴとしての地位の中で自分の将来の結婚や仕事について悩みながら成長していくという構成になっています。

恋愛の相手役となっていたのが10歳年下の「黒沢明彦(役:赤西仁)」で、新入社員として同じ経営戦略部に配属されてから次第に主人公の奈央子にひかれるようになってゆき、やがて二人は恋愛関係になっていくという流れがありました。

キャスト・スタッフ

ドラマ「anego」で最も光るのはやはり篠原涼子の好演に尽きます。

この頃の篠原涼子といえば30代女性の自然体を演じることで定評がありましたが、今回も独身のまま過ごしてきた仕事のできる女性という像に見事になりきっています。

また原作が林真理子の小説ということで、30代女性の生き方というややもするとちょっと重たく惨めな感じのするストーリーになってしまいそうなところを明るくポップな印象で進めています。

原作の文体も重々しい純文学とはちょっと違った軽くて読みやすい内容なんですが、ドラマ版ではさらにそれを映像として見やすくするために主人公や相手役の黒沢が心情を語るときに独白形式にするなど独特の方法が使われています。

主人公の後輩役で友人役に戸田菜穂、派遣・契約社員の「ギャルズ」の面々として市川実和子や山口紗弥加などが配役されています。

見どころ・注目点

基本的に話の主軸は商社内での恋愛模様となっているので、ドラマでは何か人間関係のトラブルが常にどこかから出てくるという形で話が進んでいきます。

主人公の奈央子は最初はかつての後輩で既に会社をやめた女性(役:ともさかりえ)の夫と不倫関係にあったり、年下の後輩黒沢に素直になることができなかったりといろいろ悩みがありますが、結果的にはハッピーエンドを迎えることができるので安心して最後まで見ることができます。

ドラマは連続放送の終了後も続編を希望するファンの声が大きかったこともあり、同年12月にはテレビスペシャルとして再度新作が製作をされています。

ただスペシャル版は連続放送時に比べるとやや視聴率的にはふるわなかったようです。