日テレドラマがハリウッドに

日テレドラマとして2001年に制作された「「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」」という作品ですが、これがハリウッドでリメイクされることになりました。

「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」は既に韓国映画「私の頭の中の消しゴム」としてリメイクされていますが、それをさらに別の視点からハリウッドムービーとして描くというのですからこれは大注目です。

「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」は永作博美、緒形直人主演で放映された人気のドラマで、若年性アルツハイマーにかかってしまった妻を献身的に支える夫という設定が、夫婦愛の絆の強さを感じさせてくれるものとして多くの人の心をうちました。

ただし「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」そのものが放映されていた2001年の時期にはこのドラマは他のシリーズに比べてあまり人気が高かった方ではなく、全12回の平均視聴率はわずか10.6%、最高視聴率でも12.6%となっており超大ヒットとなった「家なき子」の最高37.2%や「家政婦のミタ」の40.0%、と比べると寂しい数字にとどまっています。

「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」ががぜん注目をあつめるようになったのはやはり韓流ブームもあってか「私の頭の中の消しゴム」が日本で上映されるようになってからで、深刻な社会問題になってきている痴呆症の問題を若者の視点で描くという珍しい手法がそのあと類似作を生む土壌にもなりました。

このことから考えると、ドラマとして人気がそれほど出なかったような作品であっても、映画化には適さないと一概に決め付けることはできないと言えるかもしれません。

ドラマが映画化されるときには当然企画制作をまとめるまでのタイムラグがあるので、長い場合にはドラマの最終回から1~2年もたってからようやくクランクインということもあります。

実はこの微妙な時間差により、映画とドラマのヒットの法則は少し違ってきているようなのです。

 

反対に、非常に注目をされた原作が映画化されたり、大ヒットしたドラマを映画化したにもかかわらず興行成績はいまひとつというパターンもあります。

時代的背景やその他の流行にも影響をうけたりしますが、映画化してヒットする作品というのは実際の放映が終了してからじわじわと人気が上がってくるという特徴があるようです。

「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」がハリウッドでどのような描かれ方をするのか、また注目していきたいところです。